刷毛
刷毛のおはなし
刷毛の起源は古く奈良(平城京)時代以前に人毛を利用した漆刷毛が製造されていました。
ペイント用ブラシの製造が始まったのは工業の発展と共に明治に入ってからのことです。
使われる原毛は獣毛、化学繊維、植物繊維に分類され、獣毛で使われるのが馬、羊(山羊)、豚、人、鹿毛
化学繊維はいわゆるナイロン繊維で歯ブラシに使われるPBT、PET、PP、カネゴート繊維を使用
山口商店の刷毛は獣毛、化学繊維の特徴を最大に活かせるように、1本、1本手づくりで完成させています。
なかでも『ふじ』は山羊毛の顎、尾など高級部位を混毛し、弊社刷毛の特徴「むっくり」感が味わえる代表商品
人気ナンバーワンの『ひぐま』は馬毛、山羊毛の部位を絶妙な割合で混ぜ作り上げた溶剤用万能刷毛
ナイロン刷毛の『さつき』は極細PBTナイロンで作ってあり、手に取られた皆様が「気持ちいい」とおっしゃられます
【刷毛の名称】
寸筒 平刷毛 筋交い メジ(平) 隅切り 豆などが一般的な呼び方ですが地域によって変わります
【刷毛の用途】
山口商店ではお客様のご要望にお応えできるよう2000点を超える刷毛を揃えております
なかでも近年はこだわりの刷毛(別注品)が増えており、用途に合わせて改良しオリジナル刷毛を完成させています。
掲載した刷毛はレギュラー品の一部です 今後ブログにて随時ご紹介させていただきます